看護師さん忙しそうでなかなか話しかけられないな。
おむつ交換の時にリハビリに行っちゃって看護師さんから怒られちゃった。
動作としてはできるけど、していない ADL があるな。
コミュニケーションが取れてないからかな。
こんにちは。
ゆーたかです。
上記の悩みはだいたい私の失敗談でした。
看護師さんは忙しそうで普段はなかなか話しかけにくいこともありますよね。
日頃から話しかけやすい関係性を作っていくことができれば、もっと仕事が円滑に進みやすくなるかと思います。
そこで今回は、病棟の看護師さんと仕事が円滑に進めるように日頃から気をつけておくべきコツについて5つ、お伝えしようと思います。
ちなみに私は回復期病棟勤務なのでは回復期に偏った内容になることはご了承ください。
看護師を味方にすると良いこと
当たり前ですが質の高い医療を提供するためには部署の垣根を越えてチームで協力し合うことが必須になりますよね。
患者さんの中にはできる ADL と病棟でのしている ADL に差のある方がいます。
その中でもできるけどしていない ADL の原因に病棟スタッフができる ADL を把握していない場合があります。
うまくチームとして連携することができれば患者さんの回復への近道となります。
あとは日々仕事がしやすくなり楽しくなります笑
逆に円滑なコミュニケーションが取れない場合、
患者さんの全身状態が把握しにくい。
処置とリハビリの時間がかぶってしまい怒られる。
下剤の投与後にもかかわらずリハに連れて行ってしまい行くに便が染み出してしまう。
病棟での肩身が狭くなる。
などなどデメリットばかりです。
日頃からコミュニケーションをとりやすい環境づくりのためのコツをお伝えします。
味方にするための5つのコツ
手伝えるところは手伝う
こちらも診療業務で忙しいとは思います。
ただ、もしこちらの手が空いており、廊下ですれ違った看護師さんが少し大変そうにしていたら、手伝えると範囲で手伝ってみましょう。
トイレへの移乗、車椅子への移乗、重たいものを一緒に運ぶなど、リハビリ職種でも簡単にさっとできるところなら何でもいいと思います。
返報性の原理が働いて、リハビリ中に患者さんが失禁したりした時など、いざという時に、以前こちらが手伝った看護師さんが進んでさっと助けてくれることもあります。
話しかけるタイミングを見計らう
看護師さんの立場を考えると、処置など忙しい時にはあんまり話しかけられたくないですよね。
なので相手を観察して、話しかけるタイミングを見計らいましょう。
処置が一段落すんだ時に話しかけてみるといいです。
またどうしてもこちらも緊急で認したいことがある場合は、いま話しかけて良いかどうかを聞いてから話しかけてみましょう。
「忙しい所すいません。いま少しだけ聞いても良いですか。」とひと声あると印象は悪くありません。
挨拶、謝罪、感謝を伝える
当たり前ですが、挨拶、こちらの不手際があった時の謝罪、相手から何かをしてもらった時の感謝があるのとないのでは印象が違いますよね。
挨拶から入るとその後に続けて患者さんの話などしやすいです。
処置の時間を把握する
病棟でもスケジュールで動いています。毎食前後の内服薬や血糖測定、おむつ交換、下剤投与などなど色々ありますよね。
看護師さんからするとその時間にリハビリに行かれてしまうと処置が遅れてさらに業務が押し押しになってしまい非常にストレスになってしまいます。
あらかじめ予定を確認できると看護師さんとしてはありがたいですよね。
愚痴を傾聴する
認知症などで拒否があったり、中には暴れる患者さんに処置をしなかったしなきゃいけなかったりで看護師さんもとても大変です。
一日のスケジュールをこなすことに加えて、ナースコールや緊急対応など、自分のスケジュールでコントロールできない仕事も多いです。
リハビリと違った大変さとして、ナースコールや家族対応など、日常業務とは別の、予定外のことに振り回されることが多いと思います。
なので、そういった看護師さんの大変さを理解して、患者さんの情報共有のあとなど、機会があれば、お互いの業務の支障がない範囲で愚痴を聴いてもいいのかなと個人的には思います。
まとめ
看護師さんを味方につけ、コミュニケーションがとりやすい環境になれば、円滑に仕事を進めることが出来ます。
なにより情報共有ができることでADL向上につながり、患者さんの回復への一番近道になるかなと思います。
まとめとしては
看護師を味方につけるコツ
・手伝えるところは手伝う
・話しかけるタイミングを見計らう
・挨拶、謝罪、感謝を伝える
・処置の時間を把握する
・愚痴を傾聴する
です。
今回の記事で参考にした書籍です。
幅広く分かりやすいため、新人、若手セラピストにおすすめです。
指導する側の中堅PTにもぜひ読んでもらいたいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
今後も円滑に仕事を進める情報を発信していきます。
ではまた。